iClone5とCinema4Dの連携
CINEMA 4Dで作成したキャラクタをキャラクターアニメーションツールのiClone 5を使ってキャラクターアニメーションを製作する方法をご紹介します。キャラクタツールのないStudio以外の製品の場合、IKの設定やキャラクターリグの構築はとても大変ですが、iCloneを使うことで、モーションキャプチャの動きを簡単に設定できます。
01 コンテンツキャラクタのモーション設定
まずは、CINEMA 4D側でジョイントとスキニングの設定は必要ですが、これらの機能はPrime / Broadcast / Visualizeにも搭載されているので設定可能です。今回はコンテンツブラウザのファイルを使うので、IKなどがすべて設定されたモノを使いますが、IKなどが設定しなくても大丈夫です。ここでは、CINEMA 4Dで作成したキャラクタをiCloneに持っていくために、3DXchangeに書き出し、そこでボーンのマッピングまでを行います。
02 モーション作成とエキスポート設定
3DXchangeで設定したキャラクタにモーションを設定していきます。
03 シーンクリーニングとモーションのインポート
iCloneで作成したモーションをCINEMA 4Dに読み込み、それをIK設定されたCINEMA 4Dのキャラクタに割り当てる方法をご紹介します。
04 簡単 三分間ワークフローのまとめ
こちらでは、モーションの取り込みまでより簡単に説明しています。03ではIK設定されたキャラクタに対してモーションを適用したため、IKをオフにする必要がありましたが、IKの設定されていないFK用のキャラクターであれば比較的簡単にモーションの割り上げが可能です。
05 Cinema4DテクスチャをiCloneで表示する方法
前回までは、iCloneをモーション作成ツールとして使い、レンダリングはCINEMA 4Dで行うことを前提にしたワークフローでしたが、今回はiCloneでマテリアルを再現する方法をご紹介します。
06 Cinema4Dキャラクタの飾り、小物をiCloneで利用する方法
iClone用に作成したキャラクターに対して、CINEMA 4Dで作成した小物(帽子)をiCloneで利用する方法になります。
iCloneについて
デジタルキャラクタ、環境、視覚効果、手軽なモーションキャプチャなど、すばやくデザインおよび制作を行うための機能を備えたリアルタイム3Dアニメーションツールです。リアルタイム3D用の膨大な3Dコンテンツのライブラリにアクセスして、ドラッグ&ドロップで編集し、強力な物理演算を活用してオブジェクト同士が相互に作用しあう様子を再現できます。