モダン化と今後について
こちらはこのブログの翻訳になります。
私たちは昨年ご案内しましたが、現在Cinema 4Dを最新のコアアーキテクチャへの移行を水面下で進めております。移行にあたり、Cinema 4Dのいくつかの面を合理化する必要があります。私たちはモダン化にあたりいくつかのメンテナンスの難しいものや必要性のなくなった「レガシー」な機能のサポートを終了します。これらの決定は慎重に検討され、そしてより良い代替機能の存在や皆さまへの十分な準備期間をご用意しましたのでご安心ください。
以下のいくつかの機能は、2018年後半に提供予定のRelease 20では整理される予定です。
C.O.F.F.E.E.
Cineam 4Dの最初のネイティブスクリプト言語は、活気ある開発者コミュニティを立ち上げましたが、C4Dの堅牢なPython APIは業界標準の代替手段として優れています。Python APIは、はるかに拡張されており、共通言語により他のアプリケーションのスクリプトを簡単に統合できます。C.O.F.F.E.E.スクリプト・タグ・ノード・エフェクタは、Release 20では提供されません。しかしながら、Pythonがすべてにおいて代替手段として存在します。
R4 – R11.5用の.c4dインポータ
私たちは極力Cinema 4Dの上位、下位互換の両方に対応できる様に努めてきましたが、Release 12からはCinema 4Dの内部のデータ構造に大きな変更を加えました。大きな移行にあたり、R12以前のファイルのインポートをなくす必要があります。
C4D XML フォーマット
このXML形式のファイルフォーマットは、他のアプリケーションとデータ交換を行うためのMAXON最初の試みでした。Melangeを提供後、AdobeやArchiCAD、Vectorworks、Ventuz、VizRT、AMD、Speedtreeなどのサードパーティ開発者は、Cinema 4Dファイルをネイティブに読み書きしレンダリングできるMelangeを導入しました。
Okino Polytransとの連携
Okino Polytransは、3DとCADフォーマットに素晴らしい変換機能を提供し、C4D内でその変換を可能にする連携機能を共同開発しました。Okinoは、Melangeを介して直接.c4dファイルをサポートして以降、彼らのアプリケーションで直接の変換で高品質な結果が得られるようになりました。
Cineman
このRenderMan / RIBへのエクスポートは、現在のRenderManのバージョンと互換性がありません。
Softimage – BodyPaint 3D 連携プラグイン
このプラグインは、2014年にAuotodeskがSoftimageを廃止したことにより使われなくなりました。。
c4d_preview Third-Party API
この固有のAPIは、BodyPaint のビットマップフィルタとして使われてきましたが、Release 19で提供されたメディアクラスと互換性がありません。
私たちの目標
私たちの目標は、Cinema 4Dの伝統的な使いやすさと安定性を常に維持しながら、皆さまのクリエイティブなビジョンを達成できるように機能とワークフローを改善することです。これらのレガシー要素をなくすことで、開発チームは将来の開発に集中し、革新的な新機能やCinema 4Dを拡張が提供できるようになります。