Cinema 4Dの進化その1:モデリング編

どんなに古いバージョンでも通常版の実質半額以下の価格でStudioにアップグレードできる Studioアップグレードスペシャルが始まりました。

日本では約20年前に、R5から取扱いが開始されました、いろいろな機能が改善されたり、新機能として搭載されました。今回はCinema 4Dの機能がどんなふうに進化してきたか、ここ数年の進化を振り返って見たいと思います。まずは、モデリング編です。

ポリゴンモデリング

R16からポリゴンペンが導入されました。それまでのポリゴンモデリングの場合、押し出しやナイフ、ポリゴンを作成ツールやポイントやポリゴンモードを切り替えながらモデリングしなければなりませんでした。ポリゴンペンを使えば、モードを切り替えずにエッジを引っ張ったり、ポイントを結合したり、かなり直感的にモデリングができるようになりました。

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ポイントを描きながら、途中でも前に作成したポイントの位置を修正することができます。また、アンドゥしても、直前に作成したポイントが消えるだけです。
ベベル機能も大幅機能アップ。アールのついた角からスプラインを使ったベベルも可能。サブディビジョンサーフェイス用にエッジの追加も可能です。
さらに、ベベル機能をデフォーマ化したベベルデフォーマを使えば、確定せずにいつでもベベルを変更できます。

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投影モードを使うとリトポロジーもかなり簡単に行なえます。耳のような複雑な形状もポリゴンモードで形状のラインをとってから、モデリング始めるとスピーディにモデリングできます。

StudioとBodyPaint 3Dスタンドアロン版なら、スカルプトツールも使えます。スカルプトは、オブジェクトをスカルプト化しなくても、ポリゴンにも使えるのでローポリのモデリングやモーフターゲットの作成にも使えます。

プロシージャルな面取り、ベベルデフォーマ

R16では面取りやサブディビジョンサーフェイスのためのエッジの追加などが、高度に行えるベベルツールが付いています。さらに、このベベル機能をデフォーマにしたベベルデフォーマも追加されました。ベベルデフォーマは、他のデフォーマと同じようにいつでも自由にベベルの度合いを変更できます。ブールやプリミティブも編集可能にしなくても使えるので、モデリング履歴としても使えます。

ナイフツール

R18でナイフツールが一新されました。これまでのナイフツールは、モードを切り替えるタイプでしたが、ラインカットツール、平面カットツール、ループ/パスカットツールといった 個別ツールとしてになりました。そのおかげで、ショートカットでツールの切り替えができます。さらに、機能も強力になり、事前にカットするラインが確認でき、カットを確定する前にカット状態を微調整できます。

また、ラインカットツールで、スプラインをCtrl+クリックすると、スプラインをカットラインにしてポリゴンをカットできます。

スプラインペン

R17から スプラインペンや円弧スプラインツールなどが追加されました。ツールを切り替えずにスプラインパスの描画、編集ができるようになり、スナップツールと組み合わせて図面のトレースもスピーディに行えるようになりました。

歯車スプライン

R16で歯車スプラインも変わりました。圧力角まで設定できます。すごくニッチな機能ですが、当時ユーザーさんの中には、この新機能が一番うれしいという人もいたほどです。

ボロノイ分割

これはMoGraphの機能ですが、ボロノイ分割がR18で追加されました。破片やクリスタル のモデリングがプリシージャルに行えます。 R19で機能が追加され、分割面にノイズを加えたり、オプションも増えました。

ボリュームモデリングは、Broadcast、Studioの機能になります。

ボリュームモデリング

R20では、ボリュームモデリング機能が追加されました。複雑な一体成形の形状やメタボールでは難しい形状もボリュームモデリングを使えば、直感的にモデリングできます。ポリゴンモデリングやサブディビジョンサーフェスを使ったモデリングでは、時間がかかるようなものもすぐにモデリングでき、さらに変更があってもすぐに対応できます。形状を確定後スカルプとツールで微調整もできます。

ボリュームモデリングは、Broadcast,Visualize、Studioの機能になります。

ポリゴンリダクション

R19からハイポリゴンのメッシュをローポリゴン化するポリゴンリダクションが新しくなりました。それまではUVWの状態が保持できませんでした。新しいバージョンでは、UVをなるべく変更せずにリダクションが行えるので、とても使い勝手が良くなりました。

CADデータのサポート

R20からCADデータのインポート機能が刷新されました。 Solidworks、STEP、Catia、JT、IGESファイルを直接簡単にインポートできます。オブジェクトやスプライン、インスタンス、階層を取り込めます。なお、この機能はVisualizeかStudioでしか使えません。

細かい機能は今回紹介したもの以外もありますが、Cinema 4Dは毎回着実にアップデートを行っています。今のバージョンのままでも仕事はできているかもしれませんが、新しいバージョンなら作業の効率化が行えると思いますので、ぜひ旧バージョンをお使いの方はぜひアップグレードを!

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