Softimageからの移行ガイド01

他の3DCGソフトからCinema 4Dに移行するためのガイドになります。他のツールとの考え方の違いや名称など基本的な部分を説明しています。実際の操作などについては、書籍やチュートリアルビデオをご覧ください。

プロジェクトマネージャについて

Cinema 4Dには、Softimageのプロジェクトマネージャに当たる機能はありません。
そのためCinema 4DでSoftimageのシーン(.scn)に当たるのが、プロジェクト(.c4d)やシーンと呼んでいますが、区別はしていません。Cinema 4Dは、シーン(.c4d形式)を保存するとその場所をプロジェクトディレクトリとして扱います。必要に応じてtexフォルダを作成してテクスチャや参照ファイル(キャッシュファイル、Alembicファイルなど)をそこに保存します。自動保存で反復バックアップ機能を設定しているとバックアップフォルダが作成されます。
シーンやテクスチャの保存先は、厳密は管理しなくても作業が行なえます。そのため、プロジェクトを事前に保存しなくても作業が始められます。プロジェクトディレクトリに保存された参照ファイルは、プロジェクトファイル内では相対パスで保存され、プロジェクトディレクトリ以外に保存されているファイルを参照している場合はCinema 4D内では絶対パスで保存されます。社内の共通のアセットがある場合は、一般設定で設定するとそこにあるものも相対パスで保存されます。


Cinema 4Dは、複数のプロジェクト(シーン)を同時に開けます。さらに、別プロジェクトから別プロジェクトにオブジェクトやマテリアルをコピーペーストができます。

自動保存について

自動保存はできますが、デフォルトではオンになっていません。一般設定で保存間隔や保存先を指定します。
Softimageの反復バックアップと似た<増分を保存>という機能があります。これで保存すると、現在のシーンファイルに番号を振って別名で保存します。
別のプロジェクトをプロジェクトに読み込むにはマージを行えます。

一般設定にある自動保存の設定

単位について

Softimage 単位は、Cinema 4Dではcmなど実際の測定単位を使用します。プロジェクト設定で、そのプロジェクトの基準となるプロジェクトスケールを決定します。表示用の単位は、一般設定の単位で変更することができます。例えば、素材集のデータを開いたときや別のソフトで書き出したファイルを読み込む場合はプロジェクトスケールを確認するようにしてください。
プロジェクト設定では、アニメーションのフレームレートの設定もできます。デフォルトでは30FPSになっています。

表示単位の設定

SoftimageとCinema 4Dの概念の違い

Softimageは、完全なノードベースの設計になっています。 Explorer で見るとオブジェクトに各ノードが適用されており、各プロパティでその設定が調整できます。

Cinema 4Dは、ノードではなくタグやオブジェクトの階層でエレメントを加えます。各プロパティの修正は属性マネージャで行います。Cinema 4DのオブジェクトマネージャがSoftimageのExplorerにあたります。そのため、KinematicsやVisibility、Displayなどのノードは、オブジェクトのパラメータとして内包されていたり、タグとして表示されます。

Schematic View Explorerに相当するものオブジェクトマネージャになります。C4Dには、Schematic Viewはないので、オブジェクトやジョイントなどの親子関係はオブジェクトマネージャの階層構造で管理します。