R21新機能: ProRender ボリュームレンダリング

ProRender R21からボリュームレンダリングが出来るようになりました.ボリュームというのは煙,爆発,炎,霧,雲といった密度のあるものをレンダリングします.
ボリュームの作成方法
ボリュームの作成方法は次の方法があります.
・ボリュームビルダーを使う
・ボリュームローダーを使う(vdbファイルを読み込む)
ボリュームタグ
ボリュームビルダーまたはボリュームローダーにはボリュームタグを適用する必要があります.〈タグ〉→〈マテリアル〉→〈ボリュームタグ〉を適用します.ボリュームタグは〈密度〉,〈発光〉に関する設定とボリュームマテリアルのリンクスロットを持っています.次に解説するボリュームマテリアルを作成したら,マテリアルマネージャからリンクスロットにドラッグ&ドロップして登録します.

ボリュームマテリアル
ProRender用のノードマテリアルを作成したら,ボリュームマテリアル(ボリュームノードでも可),または不均一ボリュームノードを使用します.ボリュームノードと不均一ボリュームはそれぞれ異なるタイプのボリュームを表現でき,煙や雲のようなものに対してはボリュームノード,半透明(サブサーフェイススキャッタリング)や色付きガラスのようなものには不均一ボリュームノードを使用します.
ボリュームノード(ボリュームマテリアル)による表現
ボリュームマテリアルの場合は単独で機能し,〈密度〉,〈カラー〉,〈発光〉の調整ができます.ボリュームノードを使う場合は,マテリアルのボリュームポートへ接続します.




不均一ボリュームの表現
マテリアルノードボリュームポートに不均一ボリュームノードを接続します.サブサーフェイススキャッタリングや色付きガラスのような表現ができます.

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