Cinema 4Dのライセンスについて
契約(購入形態)タイプ
永続ライセンス
永続ライセンスは、所有しているバージョンのみ期限なく使用できます。たとえば、R21の永続ライセンスでは、R22がリリースされてもR22は使用できません。新しいバージョンを使用したい場合には別途アップグレードする必要があります。
サブスクリプション
サブスクリプションは、契約期間中は最新のCinema 4Dが使用できます。購入は、毎月支払いか年払いがあります。(3年やサイドグレードの場合2年などのケースもあります)使用続けるには、契約更新のたびにサブスクリプション費用を支払う必要があります。契約を更新しない場合、契約終了後はCinema 4Dは使用できなくなります。旧バージョンの使用についてですが、R21以降のリリースは、Cinema 4Dサブスクリプションで利用可能です。必要なバージョンを Maxonユーザーポータル からダウンロードしてログインするだけです。利用可能な資格が自動的にそのリリースインスタンスに割り当てられます。使用可能なライセンスがない場合は、myMaxonで現在のライセンス認証を管理できます。なお、注意としてMaxonは3年経過したリリースについては提供を終了する可能性があります。提供終了すると、リリースはMaxonユーザーポータルからダウンロードできなくなり、サポート対象外となります。
ライセンスタイプ
Cinema 4D R21から、従来のシリアル番号により認証からオンライン認証に変わりました。そのため、基本的にはCinema 4Dの使用にはインターネット接続が必要となります。
ライセンスのタイプには、ライセンスの管理方法別にノンフローティング、フローティング、RLMの3種類があります。また、ライセンスにより価格が異なり、フローティングやRLMのほうが価格が高くなります。
ノンフローティング
Cinema 4Dは14日ごとに1回オンライン上のMaxonのライセンスサーバーに接続する必要があります。常時インターネット接続が禁止されている環境では使用できません。ライセンスの管理はメールアドレスになります。コンピュータの切り替えには、一方のコンピュータからライセンスを開放するか、サインアウトする必要があります。複数のライセンスも管理できますが、メールアドレスは一つになります。一般的な用途ではこちらのライセンスをお選びください。
ライセンス解放の仕方
終了時に「終了してライセンスを解放」 を選ぶと、別のマシンで起動すれば、すぐにそちらのマシンでライセンスが使用できます。ライセンスマネージャからサインアウトすると、メールアドレス(ユーザー名)とパスワードを毎回入力する必要があります。

対象ユーザー:個人ユーザーや常に使用者が固定されている企業ユーザー
フローティング
Cinema 4Dのライセンスは、別アプリケーションのMaxon License serverで管理されます。
Maxon License serverでは、サーバーは14日から最大90日ごとに1回オンライン上のMaxonのライセンスサーバーに接続する必要があります。常時インターネット接続が禁止されている環境では使用できません。Maxon License serverは、Windows service、macOS / Linux daemonで動作します。
各クライアントのアカウントは、License serverで作成管理可能です。クライアントのCinema 4Dはインターネットに接続する必要はありません。このライセンスは、インストール台数に制限はありません。ただし、同時使用できるのは所有するライセンス数が上限になります。
また、 クライアントはライセンスサーバーに常時接続している必要があります。 ですので、出張や外出先に持ち出すということができません。(VPNなどでライセンスサーバーに接続ができるのであれば可能です)
対象ユーザー:使用者が固定されないケースやライセンスの使用状況などを把握したい企業や学校
RLM
Cinema 4Dのライセンスは、別アプリケーションのRLM License serverで管理されます。サーバーもクライアントもMaxonのオンラインのサーバーに接続の必要はありません。ただし、RLMのライセンスは、サーバーマシンMACアドレスに紐付いたライセンスファイルが発行されます。
対象ユーザー:他のソフトウェアのライセンスをRLMで管理されている方やサーバーのインターネット接続が行えない環境での使用する会社や学校